2020/11/02

トヨタ生産方式

ピープルウェアを敬遠した自分が読む本ではないと途中思った。が読む。。。
「生産性向上」「原価低減」が至上命題であれば、ソフトウェア業界にも当てはまるのだろうか。。。

【出典「トヨタ生産方式 大野 耐一 (著)」】

トヨタ生産方式は、多種少量生産の状況下での原価低減を早くから課題として捉え、多様性に富んだ低成長時代を生き抜いて行くために、参考としたアメリカ式の計画的量産方式のムダを徹底的に排除し、企業目的の根幹とも言える原価低減を実現するための生産方式。

基本思想は「徹底した無駄の排除」

それを貫く二本柱

  1. ジャスト・イン・タイム
  2. 自働化

ジャスト・イン・タイム

生産の流れは物の移動。従来の考えは「前工程が後工程へ物を供給する」こと。

脱常識に物の流れを逆に考えれば「後工程が前工程に、必要なものを、必要なとき、必要なだけ引き取りに行く」「前工程は引き取られた分だけつくればよい」 

自働化

「機械に良し悪しの判断をさせる装置」をビルト・インする。不良品が生産させることがない「自動停止装置付の機械」をいう。 

 人は正常に機械が動いているときはいらずに、異常でストップしたときに初めてそこへ行けばよい。

「臭いものにはフタをする」のように、材料や機械に内在する問題が管理監督者の知らないところで繕われていては、いつまでたっても改善が進まないし、原価は安くならない。


「ジャスト・イン・タイム」と「自働化」の関係は、チーム・プレーと個人技の相乗効果。

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