2021/06/30

英文法

英語の骨

  • 英文は主語(Subject)と動詞(Verb)で構成される
  • 1つの文に主語と動詞は1つ

英語の品詞

英語の単語は次の10種類に分けることができ、この分類を「品詞」という。
品詞働き
名詞ものや人の名前を表す語。数えられる名詞(可算名詞)と数えられない名詞(不可算名詞)がある。地名や人名は固有名詞という。
代名詞名詞の代わりに使われる語。I, you, he, she, it, we, theyの7つは人称代名詞と呼ばれ、he - his - himのように変化する。thisやthatは指示代名詞、mineやyoursは所有代名詞と呼ぶ。
動詞動作や状態を表す語。be動詞一般動詞に分けられ、自動詞他動詞がある。
助動詞動詞にいろいろな意味を付け加える語。主に話し手の判断を表す。
形容詞人や物の様子や状態を表す語。名詞を修飾する。
🙊動名詞の修飾は、形容詞で修飾する場合と、副詞で修飾する場合がある。動名詞の文中での使われ方、動詞性・名詞性の強弱による。
副詞名詞・代名詞以外を修飾する語。主に動詞や形容詞を修飾する。
前置詞名詞や代名詞の前に置く語。<前置詞+名詞>の形で、時・場所・方向・手段などを表す。
接続詞単語と単語や、単語のまとまり同士をつなぐ語。
冠詞名詞の前につく。aとanは「不定冠詞」、theは「定冠詞」と呼ぶ。
間投詞oh, hi, wowなど、驚きや喜びなどの感情や、呼びかけなどを表す語。

英語の5つの文型

>
名前構造説明
第1文型SV
主語+動詞
主語と動詞でできている文。動詞の後に修飾語がつく場合もある。この文型の動詞には目的語がない。singやwalkなどの動詞は、「~を」にあたる目的語がなくても文が成り立つ。目的語を持たない動詞を「自動詞」という。
第2文型SVC
主語+動詞+補語
主語と動詞と補語(主語を説明する名詞か形容詞)でできている文。「主語=補語」の関係になる。
第3文型SVO
主語+動詞+目的語
主語と動詞と目的語(「~を」にあたる語)でできている文。playやlikeなどの動詞には、「~を」にあたる目的語が必要。目的をを必要とする動詞を「他動詞」という。
第4文型SVOO
主語+動詞+目的語+目的語
「(人)に(物)をあげる」などと言うときの文型で、目的語が2つある。1つ目の目的語を間接目的語、2つ目の目的語を直接目的語という。give, tell, show, teachなどの一部の動詞だけがこの文型をつくる。
第5文型SVOC
主語+動詞+目的語+補語
「…を~と呼ぶ」「…を~にする」などと言うときの文型。「目的語=補語」の関係になる。call, make, nameなどの一部の動詞だけがこの文型をつくる。

現在進行形

現在進行形の文は、現在の状態を表す文である「be動詞の文」の一種だと理解してもいい。動詞のing形は「現在分詞」と呼ばれ、状態を表す形容詞のように働く。

不定詞

動詞はふつう主語と時制が決まってはじめて使う形が定まる。これに対して、<to+動詞の原形>は、分の骨組みとなり時制を表すという動詞本来の働きを離れ、主語や時制の定めなく使うときの形なので「不定」詞と呼ぶ。
不定詞の用法パターン
副詞的用法「~するために」※1I visited Tokyo to see my uncle.
「~して」I'm glad to see you again.
Be careful not to be loud.※2
形容詞的用法「~するための」I have a lot of homework to do.
I don't have time to watch TV.
I want something to eat.
Would you have something cold to drink?
名詞的用法「~すること」I like to talk with my fiends.
I want to go to Brazil.
※1 目的をはっきりさせる時は、toの前に「in order」か「so as」を付けることがある。
※2 不定詞を否定するnotはtoの直前に置く。

不定詞は、それ自体の時制を持たないので、述語動詞の時制に一致する。
不定詞には、to不定詞原形不定詞toの付かない不定詞)があり、色々な用法がある。
原形不定詞 使役動詞 + 目的語 + 動詞の原形
知覚動詞 + 目的語 + 動詞の原形(第5文型)
I had him repair my PC.
I felt the earth shake.
to不定詞 動詞 + 目的語 + to + 動詞の原形
(第5文型)
I got him to repair my PC.
疑問詞 + to不定詞 ①how to ~「どう~したらよいか(~のしかた)」
②what to ~「何を~したらよいか」
③which to ~「どちらを~したらよいか」
④when to ~「いつ~したらよいか」
⑤where to ~「どこへ~したらよいか」
①I learned how to make a cake.
②I don't know what to do.
③I don't know which to select.
④Please tell me when to go there.
⑤I didn't know where to go.
be + to不定詞 ①予定「~することになっている」
②義務「~すべきだ」
③可能「~ することができる」
④運命「~する運命だ」
⑤意図・目的「~するつもりだ」
①I am to go to his house.
②You are to leave at once.
③No clouds were to be seen in the sky.
④He was never to see his hometown again.
⑤If you are to succeed, you should study harder. 
独立不定詞 文全体を修飾する不定詞句 To begin with, it is well-formed.
To tell the truth, I didn't get any sleep last night.
To be frank with you, I don't like her.
To be sure, I saw him now.
Strange to say, he has three eyes.
He is, so to speak, a walking dictionary.

動名詞

動詞の「ing形」を用いることで「~すること」という意味を表す。動詞を名詞として使うときの形なので動名詞という。
動名詞の用法
動詞の目的語として使うI like playing tennis.
主語として使うCooking fish is easy
前置詞の後で使うI'm good at playing the guitar.
I'm interested in making movies.

動名詞は、3人称・単数扱い

Playing rounds of golf is my fun.

接続詞

接続詞は、単語と単語や、単語のまとまり同士をつなぐ働きをする。

前後を同等の関係でつなぐ接続詞(等位接続詞

and「AとB」Kenji and Naoki
「AそしてB」I got up and washed my face.
but「しかし」We did our best, but We lost.
or「AかB」「AまたはB」Did you go by train or by bus?
so「それで」「だから」It got dark, so We went home.

うしろの<主語+動詞>を組み入れる接続詞(従属接続詞

that「~ということ」I think that you're great.
when「~のとき」It was raining when I got up.
if「もし~ならば」You can go home if you're tired.
because「~なので」I went home because I was tired.
before
after
「~する前に」
「~したあとで」
Wash your hands before you eat.
while「~する間に」I met Ken while I was in Tokyo.

「節」とは?

英語では、1つの文に<主語+動詞>は1つ、が大原則。しかし接続詞を使えば、複数の<主語+動詞>を1つの文にまとめて入れることができる。
<主語+動詞>のひとまとまりを「」という。以下の文は2つの節がthatによって接続され1つの文になっている。

I think that English is easy.

I think の節の方は、文の骨組みになるメインの節なので「主節」という。English is easy の節の方は、thinkの目的語となるサブの節なので「従属節」という。 
従属節は、文中での働きによって「名詞節」「形容詞節」「副詞節」に分類される。
名詞節ひとまとまりで名詞と同じ働きをする節。I think that English is easy.
形容詞節形容詞と同じように、名詞を修飾する働きをする節。This is the book she wrote.
副詞節副詞と同じように、前の節に「時」や「条件」などの情報をプラスする節。It was raining when I got up.

副詞節の中では、未来のことも現在形で表す。

I'll stay home if it rains tomorrow.
She'll call me when she gets to the station.

(第1文型:SV)
「~がある」

There isはその時点で相手が知らないものに使い、There is のあとに、the, my, yourなどがついた名詞はこない。  
🆖 There is your bag on the desk.
🆗 Your bag is on the desk.
There will be ~. とすると、「~があるでしょう」のように未来のことを言うことができる。
There will be another test next week. 

 「~がない」

not any ~は、「(1つも)~ない」「(少しも)~ない」という意味。
<not any+名詞>のかわりに、<no+名詞>もよく使う。
There were not any mistakes. = There were no mistakes.

「~はありますか」

Is there a hospital near here?
Are there any comics in the library?
「いくつの~がありますか」や「何人の~がいますか」と数をたずねるときは、
<How many +複数名詞+are there … ?>とする。
How many English teachers are there in your school?

(第2文型:SVC)
「~になる」「~に見える」

She became a singer.
She became famous.
He looks happy.
It sounds easy.
I got hungry.

lookのあとに前置詞like(~のように)を入れて<look(s) like+名詞>として、「~のように見える」と言うことができる。


(第4文型:SVOO)

「(人)に~をあげる」、「(人)に~を見せる」、「(人)に~を話す」など。
「人」→「物/こと」の順序で言う。「(人)に」にあたる目的語を「間接目的語」、「(物)を」にあたる目的語を「直接目的語」という。
I gave him a present.
Please show me your dog.
Please tell me the way.
I'll send you some pictures.
Mr Sato teaches us math.

(第3文型:SVO)

 前置詞のtoを使うと「人」と「物」の順番を入れ替えて言うことができる。
I'll give you a present. → I'll give a present to you.
Please show me your pictures. → Please show your pictures to me.

(第5文型:SVOC)

「AをBと呼ぶ」、「AをBにする」、「AをBと名付ける」など。目的語と補語がイコールの関係(A=Bの関係)になる。
We call him Sam.
We named the dog Ron.
This song always makes me happy.


比較級

人やものを比べて、「もっと~」と言うときの表現。erの語の後にthan+比べる相手(物)を付ける。
Tom is taller than Ken.
I run faster than Misa.
「AとBのどちらがより~ですか」と言うには、Whichで始めて、最後にA or B?を付ける。
Which is longer, April or May?
Which is ~, A or B ? は、Which is ~(⤵), A(⤴) or B(⤵) ? のイントネーションで言う。 Which is cheaper(⤵), this one(⤴) or that one(⤵)?

最上級

3つ以上を比べて、「~の中でいちばん…」と言うときの表現。estの語の後に「~の中で」を表すofinを付ける。最上級はふつうtheを付ける。
Tom is the tallest of the three.
I run the fastest in my class.
「~の中で」は、複数を表す語句ならofを使い、場所や範囲・グループのときはinを使う。
of the five
of all
in Japan
in my family
「どれ(どの…)がいちばん~ですか」と言うには、Whichで始める。
Which animal is the strongest
Tom is the tallest person of the three. のように、形容詞の最上級のあとに名詞がくることもある。形容詞の最上級にtheが必要なのは、このpersonなどの名詞が省略されているからだと考える。 

<比較級+than any other+単数名詞>で「ほかのどの…よりも~」という意味になり、最上級と同じことを表せる。
The Shinano River is longer than any other river in Japan.

比較変化

比較級・最上級にはerやestを付けないパターンもある。
以下の語は、単語自体は変化させずに、前にmore(比較級), most(最上級)を付ける形をとる。
popular
famous
difficult
important
interesting
useful
beautiful
expensive
slowly
quickly
more ~, most ~ の形に変化する語の目安は、3音以上の長い語のほか、語尾が -ful, -ous, -ingなどの語。(careful, wonderful, excitingなど)

like ~ better, like ~ the best

「BよりもAのほうが好きだ」と言うときは、betterを使って、like A better than B の形で表す。
I like winter better than summer.
Which do you like better, tea or coffee?
「~がいちばん好きだ」と言うときは、bestを使って、like ~ the best の形で表す。theはつけないこともある。
I like science (the) best of all subjects.
What sport do you like (the) best?

「…と同じくらい~」

何かが、ほかの何かと「同じくらい~だ」と言いたいときには、as ~ as … の形を使う。bigやfastなどの単語の形は変化させない。
My dog is as big as yours.
否定形 not as ~ as … にすると、「…ほど~ではない」という意味になる。
I'm not as tall as Kumi.
as ~ as … の文は「同等比較」と呼ぶ。1つ目のasは「同じ程度に」の意味の副詞で、2つ目のasは「…と比べて」の意味の接続詞。as ~ as …を使って「何倍か」を表すこともできる。
A is three times as large as B. 

受け身

「~される」「~された」という文を「受動態」という。「~する」「~した」という文は「能動態」という。受け身の文では、be動詞を使い、そのあとに過去分詞を続ける。
This temple was built 300 years ago. 
「過去分詞」は、過去という「時」とはまったく関係がない。受動態・現在完了形・修飾で使われる形であり、過去分詞に「過去」の意味があるわけではない。

受け身の文で、「~によって…された」のように動作主を表したいときには、前置詞のby(~によって)を使う。特に必要なければ by~ は付けない。

He wasn't seen by anyone.
Were you invited?

受け身のいろいろな疑問文

What language is spoken in Singapore?
When was this statue made?
Where was this picture taken?
How many people are needed?
受け身の文は、進行形の文と同じように、状態を表す「be動詞の文」の一種だと理解してもいい。過去分詞は、文の骨組みとなり時制を表すという動詞本来の働きを失い、「~された」とう状態を表す形容詞のように働く。

現在完了形

現在完了形は、have過去分詞を使い、過去からつながっている「今の状態」を言う表現。現在進行形と同じように、現在時制の中のバリエーションの1つ。継続(ずっと~している)・経験(~したことがある)・完了(もう~してしまった、ちょうど~したところだ)・結果(その結果~である)などの状態を表す。

「(今まで)ずっと~している」

I have worked here for ten years.
I've been busy since yesterday. = I was busy yesterday. I'm still busy now.
I haven't met him since last month.
How long have you been here?
続いている期間の長さを伝えるときには for ~(~の間)を使う。始まった時期がいつなのかを伝えるときには since ~(~以来)を使う。
for a week
for ten years
for a long time
since Monday
since 1990
since I was born
<have+過去分詞>で継続を表すことができるのは、be, know, want, liveのように状態を表す動詞と、work, studyのように継続的に反復される行動を表す動詞だけ。一時的な動作の継続を表すには、I've been walking for an hour.のように高校で学習する現在完了進行形を使う。

「(今までに)~したことがある」

I have seen this movie three times.
「~に行ったことがある」は、be動詞の過去分詞beenを使って have been to ~ で表す。
I have been to Canada twice.
経験した回数を言うには、~ times(~回)を使う。1回はonce、2回はtwiceを使う。 
1回 once
2回 twice
3回 three times
現在完了形は、あくまでも「現在」を表す。🆖I've seen this movie last week. のように過去を表す語句といっしょに使うことはできない。(継続の文の<since+過去を表す語句>はOK)。また、When ~? の疑問詞で現在完了形を使うこともない。

「(今までに)一度も~したことがない」と言うときは、notの代わりに、「一度も~ない」という意味の否定語 never を使う。

I have never played basketball.

「(今までに)~したことがありますか」と言うときは、Have you ever ~ ? の形を使う。everは「(いつでもいいので)今までに」という意味。

Have you ever been to Tokyo?

everは🆖I have ever been to ~. のように肯定文で使うことはできない。This is the best novel I've ever read. のように最上級の文で使われることがある。


「もう~してしまった」「ちょうど~したところだ」

already「(もう)すでに」や、just「ちょうど」「たった今」を使って表す。

I have already finished my homework.
I have just finished it.

「もう~しましたか」と言うときは、yet「もう」を使って表す。

Have you finished your homework yet?
I haven't finished my homework yet.

現在完了形は、「現在」の状態を表すため、🆖I have finished my homework an hour ago. のように過去を表す語句と一緒に使うことはできない。


「その結果、現在~である」

He has lost his all money.

現在完了形のいろいろな疑問文

How many times have you been to Tokyo?
How have you been?
Where have you been?

現在完了進行形の例

The technician has been making repairs on the machinery, so production of the X500 will resume when he has finished.



「~することは…です」

「~すること」を表す<to+動詞の原形>(不定詞の名詞的用法)は、文の主語としては、あまり使われない。 
「外に出るのは危険だ」と言うとき、To go outを主語にするよりも、It を主語にする言い方がある。
It's dangerous to go out.
It's hard for me to get up early.
It is … to ~. の主語のitは「形式主語」「仮主語」, to ~ は「真主語」と呼ばれることがある。It is … for <人> to ~. の<人>の部分は、to ~ の動作主を表すので「不定詞の意味上の主語」と呼ばれることがある。

「~のしかた」

<how to+動詞の原形>で、「どのように~すればよいか」という意味を表す。
Do you know how to make this?
Do you know how to get to the station?
<主語+動詞+how to ~.>の文は、<how to ~>の部分が1つのまとまりとして動詞の目的語になっている「SVOの文」であり、He told me how to ~. などの<主語+動詞+人+how to ~>の文は、2つの目的語(「~に」「~を」)がある「SVOOの文」になっている。

「何を~すればよいか」

how以外の疑問詞と<to+動詞の原形>を使う表現。
<what to+動詞の原形>で、「何を~すればよいか」という意味を表す。
I didn't know what to say.
<where to+動詞の原形>で、「どこで~すればよいか」という意味を表す。
I didn't know where to get off the train.
Do you know where to buy a ticket?

<which to+動詞の原形>で、「どちらを~すればよいか」という意味を表す。

I can't decide which to buy.

疑問詞(which, what)の後に、名詞がくることもある。
I didn't know which train to take.
 

「~してほしい」

<want 人 to ~>で、「(人)に~してほしい」という意味を表す。I want you to ~. / I'd like you to ~. は、自分の希望を一方的に伝える言い方。丁寧にお願いするには、Would you ~?やCould you ~?を使う。
We want him to be the leader.
Do you want me to help (you)?
I'd like you to come with me.

「~するように伝える」

<tell 人 to ~>で、「(人)に~するように伝える」という意味を表す。
Could you tell him to call me back, please?
<ask 人 to ~>で、「(人)に~するように頼む」という意味を表す。
I asked him to speak more slowly.

「…に~しないように言う」のように不定詞を否定するときは、不定詞のすぐ前にnotを置いて<not to+動詞の原形>にする。He told me not to worry. 


「時間がかかる」の言い方

「~するのに10分かかる」と言うには、It takes 10 minutes to ~. のように表す。

It took an hour to get there.
It takes about 15 minutes to get to Usui Station from here.

「~するのにどのくらい時間がかかりますか」は、How long does it take to ~ ? で表す。

How long does it take to get there ?

 「~するにはあまりにも…だ」

<too+形容詞+to+動詞の原形>で、「~するにはあまりにも…だ」「あまりにも…すぎて~できない」という意味を表す。
I'm too sleepy to drive.

 <形容詞+enough to+動詞の原形>で、「~するのに十分に…だ」という意味を表す。

He was kind enough to help me.
どちらも<so+形容詞+that~>を使って同じ内容を表せる。
I am so sleepy that I can't drive.
He was so kind that he helped me.
 

名詞の修飾

前置詞でうしろから修飾

名詞をうしろから修飾することを「後置修飾」といい、名詞を修飾している語句を、その働きから「形容詞句」と呼ぶ。前置詞ではじまる形容詞句は特に「前置詞句」とも呼ぶ。
A friend in Tokyo called me yesterday.
Who's the boy with (the) long hair?

現在分詞でうしろから修飾

動詞のing形が名詞を修飾する用法は「現在分詞の形容詞用法」と呼ぶ。現在分詞が、あとに語句を伴わずに1語で名詞を修飾するときは、現在分詞は名詞の前にくる。
Can you see the bird flying over there?
The boy playing in the yard is my son.

過去分詞でうしろから修飾

過去分詞が名詞を修飾する用法は「過去分詞の形容詞的用法」と呼ぶ。過去分詞が、あとに語句を伴わずに1語で名詞を修飾するときは、過去分詞は名詞の前にくる。
The things sold there are expensive.
He bought a camera made in Japan.
Some of the people invited to the party didn't come.

<主語+動詞>でうしろから修飾

<主語+動詞>を含むまとまりを「節」といい、名詞を修飾している節を、その働きから「形容詞節」と呼ぶ。the book I read yesterday の I read yesterday のように、関係代名詞を使わずに名詞をすぐうしろから修飾している節を「接触節」と呼ぶ。
This is the watch my uncle gave me.
Is this the key you lost yesterday?

名詞を前から修飾する場合

現在分詞や過去分詞が「1語だけ」で名詞を修飾するときは、ふつうの形容詞と同じように、名詞を前から修飾する。

a sleeping baby
a used car

「2語以上のまとまり」で修飾するときは、うしろから修飾する。

a baby sleeping in the bed
a car used by someone

関係代名詞

主格の関係代名詞 who, that, which

うしろから修飾するパターンの続き。
関係代名詞who「人」について、うしろから説明を加えるときに使う。 
I have a friend who can speak English.
= I have a friend. The friend can speak English.
関係代名詞の前の名詞(関係代名詞によってうしろから修飾される名詞)を「先行詞」と呼ぶ。関係代名詞が導く節(関係代名詞からあとの、<主語+動詞>を含むまとまり)は形容詞節の一種で、この節を「関係代名詞節」「関係詞節」と呼ぶ。
Do you know anyone who can speak Russian?
 

「物」について、うしろから説明を加えるときは、関係代名詞which, thatを使う。

I work for a company that makes websites.
= I work for a company. The company makes websites.
関係代名詞が、関係代名詞の節の主語になっているものを「主格の関係代名詞」という。主格の関係代名詞のあとには動詞が続く。主格の関係代名詞は省略できない
The bus that goes to the station has just left.

目的格の関係代名詞 that, which

<主語+動詞>でうしろから修飾するパターンは、関係代名詞を使って言う場合もある。
This is the book I read yesterday.
= This is the book that[which] I read yesterday.
関係代名詞が、関係代名詞の節の動詞の目的語になっているものを「目的格の関係代名詞」という。目的格の関係代名詞のあとには<主語+動詞~>の形が続く。目的格の関係代名詞は省略できる
The movie that I saw last week was interesting.

うしろから修飾するパターンのまとめ

2語以上のまとまりが名詞を修飾するときは、うしろから修飾する。
  • to+動詞の原形 homework to do
  • 前置詞 ~   the book on the desk
  • 現在分詞 ~  a girl playing the piano
  • 過去分詞 ~  a picture taken last year
  • 主語+動詞  the book I read
  • 関係代名詞  a friend who lives in Tokyo
           a company that[which] makes toys

丁寧な言い方

丁寧に希望を伝えるには、I want ~.でなく I'd like ~.を使う。I'dI wouldの短縮形。

👎 I want ~    👍 I'd like ~

「~が欲しいです」

I'd like this one, please.

「~がしたいです」

I'd like to send this package to the United States.

「(人)に~してもらいたい」

I'd like you to join us.

👎 Do you want ~ ?    👍 Would you like ~ ?

「~が欲しいですか?」

Would you like something to drink?

「~したいですか?」

Would you like to leave a message?

Wouldは助動詞willの過去形。助動詞の過去形を使うことで遠回しで控えめな感じになり、丁寧な言い方になる。 


文中の疑問文

whatなどの疑問詞で始まる疑問文は、別の文中では形が変わる。
What is this ? → I don't know what this is.
Where does he live? → Do you know where he lives.
疑問詞で始まる疑問文が、別の文の一部となった形を「間接疑問(文)」という。I don't know what this is. のwhat this is の部分は名詞の働きをする「名詞節」で、前の動詞knowの目的語になる。

付加疑問

付加疑問は、文の最後に付け加える2語の疑問形で、「~ですよね?」のように同意や念押しを表す。コンマ(,)のあとに<否定の短縮形+主語 ?>を続ける。付加疑問の主語は、いつも代名詞を使う。

be動詞の文のとき

It is a beautiful day, isn't it ?
It was a very exciting game, wasn't it ?

一般動詞の文のとき

You like playing soccer, don’t you ?
He lives in Tokyo, doesn’t he ?

助動詞の文のとき

John can speak English, can't he ?
Lisa will be back soon, won't she ?

現在完了形の文のとき

You've already finished your homework, haven't you ?

前の文が否定文のときは、付加疑問は肯定形にする。

Jane won't be back, will she

感嘆文

感嘆文は、感激や驚きを表現するときに使う特殊な文。文のおわりには感嘆符(!)をつける。

Howの感嘆文

How+形容詞+主語+動詞!>で表す。
How high that mountain is!
How beautiful this picture is!
何について話しているのかわかっている場合には、最後の<主語+動詞>はよく省略する
How beautiful!
形容詞でなく、副詞を使うこともある
How beautifully she sings!

 Whatの感嘆文

What (a)+形容詞+名詞+主語+動詞!>で表す。
What a high mountain that is!
What a beautiful picture this is!
最後の<主語+動詞>はよく省略する
What a beautiful picture!


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